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2011年作のKaraoke Kalkからのアルバム『The Hearts Of Empty』から1年ちょっとの間隔でリリースされた、Dakota Suiteの2012年最初のリリースとなるファン待望のうたもののフルアルバム。2011年はコラボ・アルバムも含めると3枚アルバムをリリースするなど、ここ数年は精力的なリリースを続けていますが、そのほとんどがインストのクラシック・アルバム、ライヴ盤、ジャズ・アルバム、コラボ・アルバムなどだったため、うたもののアルバムとしては2007年作の『Waiting For The Dawn To Crawl Through And Take Away Your Life』以来5年振りのリリースとなります。
緩やかなアコギのストローク〜しみじみとつま弾かれるアコギのアルペジオ、仄かに空間を覆うなだらかなオルガン〜シンセ、しんみりとしたもの悲しいピアノ、さらにフルートやストリングスなども入れたアコースティック・サウンドと、Chris Hoosonの慈愛と哀愁の切なさと寂寥感が入り混じったような、まさにこれぞDakota Suiteな黄昏のうたで優しく染み渡るフォーキーなうたもののスロウコア〜フォーク・ロック。インストのトラックもあり、またここ数年見せていたクラシカルな路線や、ベース〜ドラムなどにジャジーな渋みのあるテイストなども盛り込みつつも、各楽器はすき間や音の余韻を持ってそれほど前に出ることはなくほんのりと奏でられており、アルバム全体としてChris Hoosonのうたが中心となった楽曲を聴かせている作品に仕上がっています。90年代の活動初期からDakota Suiteの作品を追っている方、Dakota Suiteのうたが好きなかたには、今作もこれまでに引き続き変わらず大スイセンな秋冬の季節にぴったりなアルバムです。今作のバンドのメンバーは相棒David Buxton、1998年作の1stからドラムを担当しているJohn Shepard、コラボアルバムもリリースしているQuentin SirJacqを中心とした編成で、1曲Jasper TXことDag Rosenqvistがゲスト参加しています。全13曲53分収録。パッケージはデジパックで、Dakota Suite全作品のアートワークを手掛けているChrisの奥さんで写真家のJohanna Hoosonによるモノクロ写真の12ページのブックレットが付いています。
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