PayPalのクレジットカード決済システムを利用しています。当店ではカード情報を保持いたしませんので、ご安心いただきお買い物ください。
詳細はお買い物ガイドをご覧ください。
オリジナルアルバムとしては7作目(編集盤なども含めたフルレングス作品としては通算9作目)となる、UKリーズの良心Dakota Suiteの2007年作のフルアルバム。
音全体を奥からゆったりと支えるシンプルながらも絶妙な間をとったドラミングに、切なく染みるアコギ、ピアノ、艶やかなアクセントとなっているフィードバックのように響いていくペダルスチールやホーン、そしてその声だけで風景を黄昏の美しい灰色に塗り替えられるChrisの歌声で聴かせる、まさにDakota Suiteならではの胸をしめつける切なさと慈愛のようなやさしさに満ちたアコースティック・スロウコア。クラシカルなフォーキーインスト・トラックも数曲収録されていますが、前作や『Signal Hill』のようなうたもの中心のアルバムとなっています。これまでの作品のファンのかたはもちろん、同じリーズのHoodやEmpressの持つ儚げな寂寥感や、Red House Painters~Sun Kil Moon、Owen、Idaho、初期L'altraや初期のEarly Day Minersなどのうた世界を愛する方すべてに大スイセンな1枚です。ちなみに前作に参加していなかったRichard Formbyは今作も参加しておらず、ChrisとDavid Baxton中心に今作も制作されています。声明は発表されていないですが、RichardとChrisはすでに袂を別ったのかもしれません。
さらに今作の初回限定盤はDakota Suiteのドキュメンタリーフィルム『Wintersong』のDVDが付いたCD+DVDでリリース。中心人物Chris Hoonsonのインタビュー、そしてレコーディング~ライヴの様子、Dakota Suiteの音世界のような8ミリのモノクロの風景などにナレーションが入る40分ほどの映像作品となっております。さらにさらにExtrasとしてまた『Wintersong』とは別のインタビューや風景を納めた映像作品、Chrisの自宅での弾き語り(鳥肌ものです)などの映像も収録。日本語字幕はないですが、70分以上に渡ってDakota Suiteの世界に浸れるファン必携のDVDとなっております!