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USミシガン州のMichael CottoneによるThe Green Kingdomの、2021年2作目のリリースとなるフルアルバム。ロシアのDronarivmからは2016年作の『Harbor』以来となる3作目のリリースになります。
なだらかに浮かぶ柔らかいシンセ〜ギターのフィードバックのドローンと、ゆっくりと降り注ぐように奏でられる繊細なピアノ〜艶やかなエフェクトのかかった伸びやかなギター・サウンドや、牧歌的なアコースティック・ギターのアルペジオなどの清らかな音色で沁み渡る、センチメンタルで美しいアンビエント〜アンビエント・ポストロック〜アコースティック・サウンド。Dronarivmからの2014年作の『Expanses』、2016年作の『Harbor』と今作で3部作になるようですが、今作はビート入りのトラックはわずかなダウン・ビートの入ったトラックが数曲あるだけで、前2作にあった4/4ビートの入ったテクノ〜エレクトロニック・ミュージックのトラックはなく、前2作とはまた少し違ったフォーキー〜クラシカルなギターとピアノのサウンドをメインにしたオーガニックなアンビエント作となっています。優美なアコースティック系の作品〜アンビエント作のファンのかたに幅広くオススメなアルバムです。全9曲39分収録。引き出しのように中のCDを取り出す特殊な紙ジャケットで限定130枚でのリリース。
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