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V/Vm、The Caretaker名義をはじめ数多くの名義でリリースしている、UKのJames Leyland KirbyのThe Stranger名義でのフルアルバムがModern Loveからリリース。この名義でのリリースは、2008年作のアルバム以来5年振りのリリースになります。
鐘、タム、シンバルなどがフリーフォームに刻まれる妖しい民族音楽のようなパーカッション、微細なアブストラクト・ビートなどと、空間を覆うハーシュ・ノイズ〜クランチ・ノイズ、霞がかった不鮮明なシンセのドローン、コラージュのように不規則に散りばめられた古いレコードからのサンプル、機械音のようなわずかなエレクトロニクス〜ノイズなどで構築された、ドープでミニマルなダーク・アンビエント〜インダストリアル・テクノ〜ノイズ・テクノ〜エクスペリメンタル・サウンド。同じModern LoveのAndy StottやDemdike Stareより、さらにもっとディープに踏み込んだアヴァンギャルド〜エクスペリメンタルな音響サウンドとレフトフィールドなテクノ、エレクトロニカが出会ったような暗黒のビート・トラック〜エレクトロニック・サウンドを作り上げています。The Caretakerでの世界観とはまた少し異なる、時おり退廃的な美しさもかいま見せるミステリアスなサウンドの世界に浸れるアルバムです。Modern Love、Blackest Ever Blackなどのレーベルのダークなテクノ〜エクスペリメンタル系の作品のファンのかたにオススメです。全9曲45分収録。通常のCDのパッケージより少し大きめのサイズの見開き6面の紙ジャケットでのリリースです。