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2016年作の前作『Love Streams』以来2年振りのリリースとなる、カナダのTim Heckerの9thフルアルバム。前作は4ADからのリリースでしたが、今作はまた4thアルバム以降リリースしていたKrankyからリリースされました。
聖歌隊のコーラス、オーケストラ・サウンド、ピアノ、ノイズなど、これまで様々なテイストを取り入れて多様な独自の表現を見せて来たアーティストですが、今作は日本の雅楽にインスパイアされた作品で、日本の雅楽演奏の団体「東京楽所」のメンバーと日本のお寺で録音された音源を使って制作。笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)などの吹物と呼ばれる管楽器の幽玄的な響きのサウンドと、打物と呼ばれる太鼓などの打楽器の雅楽のサウンドを、荒いギター・ノイズ、浮かんでは消える瞑想的なシンセ〜コズミックなシンセなどの自身の演奏によるサウンドと組み合わせ、巧みなポスト・プロダクションによってアンビエント〜ダーク・アンビエント、アブストラクトなエレクトロニック・ミュージック〜エクスペリメンタル・ミュージックなどが融合した崇高で神秘的な音の世界を作り上げています。アルバム・タイトルの「この世」と、向こう側の「あの世」の境目を行き来しているような、重厚な生と死の世界観がTim Heckerの従来のサウンドと雅楽の邂逅によって音で表現されているアルバムです。全7曲59分収録。
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