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2013年作の前作『Virgins』以来3年振りのリリースとなる、カナダのTim Heckerの8thフルアルバム。今作はこれまでリリースしていたKrankyではなく、4ADに移籍してリリースされました。
シンフォニックで美しいシンセ〜コズミックなシンセ、分断分裂を繰り返すノイズ〜緻密でアブストラクトなエレクトロニック・サウンドなどと、加工された木管楽器などの生音や、聖歌隊の麗しいヴォーカル〜コーラスなどが融合された、厳かで神秘的な美しさのあるノイズ〜アンビエント〜エクスペリメンタル・サウンド。前作よりオーケストラ・サウンドの比重が下がった代わりに、今作ではアイスランドの聖歌隊による崇高なムードを作り出している「声」を大々的にフィーチャーして、これまでの深遠な世界観のサウンドは変わらずも、また新たな発展を遂げた仄暗くもシネマティックな美しさや、ドラマティックな叙情性のあるサウンドを作り上げています。アレンジやエンジニアリングでJóhann JóhannssonとBen Frostが参加しています。全11曲42分収録。
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