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Rachel'sのヴィオラ奏者Christian Fredericksonの2011年作のソロ・アルバム。本作は2011年に初演されたNYのPalissimo Companyによるダンス・パフォーマンスの舞台『The Painted Bird』の1部にあたる「Bastard」のために製作されたものを、CD化した作品になります。2部の『Amidst』同様に、Rodan〜Rachel's〜Shipping NewsのJason Noble、ドラマー/ピアニストRyan Rumeryも参加していますが、こちらはコラボ名義ではなくChristian Fredericksonのソロ名義でのリリースとなっています。
仄暗い厳かさや緊迫感のあるヴィオラ〜ギター・サウンドと、重たいベース音のドローン〜ノイズのドローンや、その中でうごめくアブストラクトなエレクトロニクス〜ノイズ〜エフェクト音などのディープなサウンドを組み合わせた、シネマティックなポスト・クラシカル〜ポスト・ロック〜ドローン〜エクスペリメンタル・サウンド。ミニマルな漆黒のドローン〜ノイズ・トラックから、優雅なヴィオラ・ソロ、ヴィオラ+ノイズのエクスペリメンタル・トラック、ドラム、ギターの入ったRachel's〜Godspeed You! Black Emperor系統のポスト・ロックなどまで、舞台のシーンに沿って展開していくような、ヴィオラを使ったクラシック・サウンドをベースに様々なタイプのトラックが揃ったアルバムとなっています。Rachel'sがお好きだったかた、Constellation、Miasmah、Erased Tapes、Sonic Piecesなどのレーベルの、ポスト・クラシカル〜ポスト・ロック〜エクスペリメンタル作などのファンのかたに幅広くオススメです。全11曲50分収録。マスタリングはJason Nobleが、ジャケットのアートワークとプリントをJune Of 44〜Shipping NewsのJeff MuellerのDexterity Pressがそれぞれ手掛けています。レタープレスのハンドメイドの紙パッケージでのリリース。
Christian Frederickson - viola, guitar, keyboard, sound
Jason Noble - guitar, bass guitar
Ryan Rumery - drum kit, prepared drum kit
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