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Rachel'sのビオラ奏者のChristian Frederickson、Rodan〜Rachel's〜Shipping NewsのJason Noble、ドラマー/ピアニストRyan Rumeryの3人によるコラボレーション・アルバムがChristian Fredericksonの自主制作でリリース。本作は2011年に初演されたNYのPalissimo Companyによるダンス・パフォーマンスの舞台『The Painted Bird』の2部にあたる「Amidst」のために製作された音源で、Jason NobleとRyan Rumeryも参加はしていたけどChristian Fredericksonのソロ名義のリリースだった、2011年作の『The Painted Bird | Bastard』に続く6年振りとなる『The Painted Bird』の2作目のアルバムになります。Jason Nobleが存命だった2012年以前から製作・録音されていたものが本年になってリリースされました。
ドローン調の不穏な陰のあるサウンド〜緊迫感のあるソリッドなサウンドや、大らかで美しい広がりのあるセンチメンタルなサウンドを奏でるビオラ〜ピアノ、ギターに、ドラムやサンプル〜エレクトロニック・サウンドなども加えた、シネマティックなポスト・クラシカル〜ポスト・ロック。『The Painted Bird | Bastard』はソロ名義だったのでバンド・サウンドのトラックだけでなく、ディープなミニマル・ドローン〜エクスペリメンタル寄りのトラックもありましたが、今作はポスト・クラシカル、アンビエント、Jason Nobleのギターとベースがうねる、Shipping Newsを彷彿させるバンド・サウンドでの硬質なポスト・コア〜ポスト・ロックなど、3者のアンサンブルも噛み合った優美さと力強さの両方を内包したサウンドを中心に聴かせています。舞台用に制作され、Christian Fredericksonが中心のクラシック・サウンドに重点を置いた作品ではありますが、「ロック」な側面も見せている、Rachel'sのファンだけでなくShipping Newsのファンのかたにもオススメなアルバムです。全10曲41分収録。マスタリングはShellacのBob Westonが、ジャケットのアートワークとプリントをJune Of 44〜Shipping NewsのJeff Muellerがそれぞれ手掛けています。パッケージは紙に凹凸をつけたレタープレスのハンドメイドの紙パッケージとなっています。
Christian Frederickson - viola, guitar, samples
Jason Noble - guitar, bass guitar
Ryan Rumery - drum kit, piano, samples
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