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2012年作の前作『Reincarnation』以来3年振りのリリースとなる、男女混成6人組Aureoleの4thフルアルバム。
緻密さとダイナミックな勢いの両方を持ってテクニカルに繰り出されるリズム〜ギター、トライバルなパーカッションのように軽やかに躍動するヴィヴラフォン、ピアノ〜シンセ〜フルートなどの多様な楽器の多彩な音色が行き交う鮮やかなサウンドと、メロディアスなやさしいうたと妖艶でスリリングなうたを伸びやかに歌い上げるヴォーカルによる、ドラマティックなポストロック〜エクスペリメンタル・ロック〜インディーロック。様々な要素が溶け合ったサウンドを、複雑に入り組んだアレンジでポップかつ混沌とした実験性もあるサウンドや、ファンタジックな叙情性のあるうたもので作り上げるスタイルはそのままに、やや全体的に内向きだったうたやサウンドが、これまでよりもロックな勢いも得て開放的に外に向けられた、バンドの熱量とライヴ感のあるダイナミズムも精巧でプログレッシヴな世界に取り込んだアルバムとなっています。引き続きこれまでのAureoleのアルバムのファンのかた、多彩で刺激的なサウンドのインディー・ロックのファンのかたにオススメなアルバムです。全12曲46分収録。
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