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東京都内をベースに活動をしている、男女混成6人組Aureole(オーリオール)の2ndフルアルバム。2009年作の1stはNature Bliss傘下のレーベルからリリースされていましたが、今作はメンバー自身が新たに設立したレーベルKilkからのリリースとなりました。
IDM系の入り組んだ凝ったプログラミングビートと、ドラム〜パーカッション〜ベースなどの生音を組み合わせたリズムに、ヴィヴラフォン〜フルート〜オルガン〜アコギなどの柔らかいフォーキーテイストや、ストリングス〜ピアノ〜繊細なギターフレーズ、ムーディーなエレクトロニック・サウンドなども加えた、デリケートな打ち込み+生の躍動感をかけあわせた叙情的〜ドラマティックなポストロック〜エクスペリメンタル・ロック〜インディーロック。ねじれて混沌とした実験性をポップ〜メロウで肌触りの良いサウンドへと昇華した高い演奏力のバンドサウンドに、日本語の歌詞でありながらも無国籍な響きで歌い上げる独特の中性的なヴォーカルも加わって、多彩な色が溶け合ったバンド独自の物語性を感じさせるうたとサウンドを繰り広げています。ポストロック+エレクトロニカをベースに、カンタベリー系のプログレ、ソフトサイケ〜ラウンジーなソフトポップなどにも通じるテイストも取り込んだサウンドは、Sigur Ros〜Amiina、Radioheadあたりから、Grandaddy、Mercury Rev、Super Furry Animals、Flaming Lipsなどの多彩な要素を持つバンドにも通じる、ポップで奇抜でアーティスティックな仕上がりです。全12曲58分収録。matryoshkaのヴォーカリストcaluがゲストヴォーカルで参加しています。ジャケットのアートワークはSending Orbs作品のアートワークでお馴染みのJeroen Advocaatが手掛けています。
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