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90年代後期〜00年代初頭にThule、Force Inc.、Trapezなどからリリースしていた、アイスランドのÖrnólfur ThorlaciusによるOzyのアルバムが東京のnothings66からリリース。アルバムとしては2002年作の前作以来13年振りのリリースとなります。
ドライブ感のあるベースとダビーな4/4ビートによるなだらかでリズミカルなビート、ブレイクビーツ〜ダウンビート、崩したアブストラクトなビートなどの多様なパターンを取り入れたビートと、シンフォニックで壮大な広がりのあるシンセのドローン〜幽玄的で儚いヴォイス・サンプルなどの大らかな美しいサウンドや、コズミックなシンセ〜エフェクト音、細かくトリッキーに飛び交う断片的なエレクトロニクスなどのデリケートできらびやかなサウンドを組み合わせた、アンビエント・テクノ〜ダブ・テクノ〜ミニマル・ダブ〜アンビエント・ダブ。心地良い清涼感のあるダンサブルな4つ打ちのトラック、ダブ・ステップ〜ベース・ミュージックなどのテイストを取り込んだ躍動感のあるグルーヴィーなトラック、変則的なビート〜妖艶でディープなムードのエクスペリメンタル寄りのトラックなどなど、以前からのサウンドに昨今のシーンの多様性のあるサウンドも溶け込ませた、多彩なビート・トラックを鮮やかに繰り広げているアルバムとなっています。Modern Love、Tri Angle、Silent Seasonあたりのレーベルのダブ・テクノ〜エクスペリメンタルなビート系の作品のファンのかたから、Kompaktのミニマル・テクノ〜ミニマル・ハウス、Basic House〜Basic House主宰のOpal Tapesをはじめとするカセット・テープ・レーベルのシンセ・アンビエント〜エクスペリメンタル・テクノ系の作品のファンのかたまで幅広くオススメなアルバムです。Modern LoveのMiles Whittaker(Demdike Stare、Millie & Andrea)、Hyper DubのLaurel Halo、日本のCollege Dropによるリミックス・トラックも含む全12曲55分収録。
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