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これまでDynamophone、nothings66からアルバムをリリースしている山梨のKosuke Anamizuによるmoshimossと、ポストロック〜シューゲイザー・バンドSpeaker Gain Teardropのメンバーとしても活動している、広島のYasutica Horibeによるstabiloの日本人アーティスト2組によるスプリットEP。moshimossは2013年作の2ndアルバム『Endless Endings』以来4年振りのmoshimoss名義でのオフィシャルの音源のリリースになります。また、stabiloは2017年年明けリリースのFJORDNEとのスプリット作に続く、Sound In Silenceからの2作目のスプリットEPのリリースになります。
moshimossは、にじんだ淡いピアノや、ギター〜シンセのドローン、幽玄的なコーラス〜フィールドレコーディングなどが仄かに鳴らされる、デリケートで儚いアンビエント・トラックを、stabiloはなだらかに広がるドローン・サウンドと、ハーシュ・ノイズ〜フィードバック・ノイズなどをレイヤードした壮大なアンビエント〜ドローン・トラックを2曲ずつ収録した全4曲23分収録。moshimossはこれまでのアルバムでの作風よりもう少しシンプルなサウンドでしっとりとした美しい世界を、stabiloは今作ではFJORDNEとのスプリット作でのピアノを使っていたサウンドよりもっとドローンに特化したサウンドで深みのある瞑想的な世界をそれぞれ作り上げています。両者のファンのかたはもちろん、叙情的なアンビエント系の作品のファンのかたにオススメなスプリット作です。折り畳み型の紙パッケージの前面にステッカーを貼ったハンドメイドのパッケージ、盤はCD-Rで限定150枚でのリリース。
1. moshimoss - FIIElI (2011) ♪Listen
2. stabilo - Haust ♪Listen
3. moshimoss - 3pm (2011)
4. stabilo - Diablo ♪Listen