PayPalのクレジットカード決済システムを利用しています。当店ではカード情報を保持いたしませんので、ご安心いただきお買い物ください。
詳細はお買い物ガイドをご覧ください。
2013年作の『Beautiful Rewind』以来2年振りのリリースとなる、Kieran HebdenによるFour Tetのフルアルバム。デジタル・リリースのアルバム『Pink』(*日本盤でのみCDがリリースされています)を含めると8作目、Domino〜Textからのフィジカルでのリリースとしては7作目のアルバムとなります。今作も前作に引き続き自身のレーベルTextからリリースされました。
キレのあるシャープな4/4ビートと、80年代のインド映画からサンプリングしたエキゾチックな女性ヴォーカルと壮麗なサウンドによるテクノ〜テック・ハウスから、中盤で乱れ打ちのトライバルなビートへと発展して、最後はノンビートのキラキラとしたコズミックなシンセ・アンビエント・サウンドへと変化していく「Morning Side」と、アブストラクトなエレクトロニクス〜反響音、加工されたヴォイス・サンプル、コズミックなシンセのビートレスのニューエイジ〜エクスペリメンタル〜アンビエント・サウンドではじまり、半分以上を過ぎてから最後はダイナミックなドラムのブレイク・ビーツ〜4/4ビートのほぼビートのみのミニマルでプリミティブなビート・トラックとなっていく「Evening Side」の、アルバム名にもなっている共に約20分の長尺のトラックの全2曲40分収録。ループの素材を即興で組み立ててDJで曲を繋いでいくようにパーツを繫ぎ展開を作っていったような、ミックスCD的な趣もあるダンス・ミュージック〜エレクトロニック・ミュージックを、先鋭的で多様性がありながらもその多彩な要素がスマートに鮮やかに溶け合うFour Tetならではのセンスを持って作り上げています。オーガニックなブレイクビーツ〜エレクトロニカ寄りのFour Tetのサウンドのファンのかたには今作は少しミニマルな作品かもしれませんが、4つ打ち〜民族音楽調のダンス・トラック路線、サイケ〜スペーシーなサウンドのFour Tetのトラックのファンのかたには今作も引き続きオススメなアルバムです。
♪Listen
♪Listen
♪Listen