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Telefon Tel AvivのJoshua Eustisのソロ・プロジェクトSons Of Magdaleneのデビュー・フルアルバム。2008年に一度この名義で100枚限定のCD-R作品をリリースしていますが、オフィシャルでは今作が正式なデビュー作の扱いになるようです。
ドラム・マシーンのファンキーなビート〜躍動感のあるシンセ・ベース、直線的なエレクトロニック・ビートなどによるリズムと、浮遊感のあるムーディーなシンセ〜スムースに広がるドラマティックなシンセや、キャッチーなシンセ・サウンドに、艶のあるヴォーカルによるノスタルジックなうたを乗せたエレクトロニック・ポップ〜エレクトロニカ。ラスト・トラックのみ35分に渡って静寂の中で延々と微かなノイズが鳴り続けるエクスペリメンタル・トラックとなっていますが、本作の楽曲には生前のCharles Cooperと次のTelefon Tel Avivのアルバム用としても検討されていた楽曲もあるようで、現時点でTelefon Tel Avivのラスト・アルバムとなっている『Immolate Yourself』の流れを汲む、ポップでもあり、またスモーキーで幽玄的な陰もある、ムーディーなシンセポップ〜エレポップ・トラックを中心としたアルバムとなっています。全10曲69分収録。