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HeftyからEllen AllienのレーベルBpitch Controlに移籍してリリースされた、Charles CooperとJoshua Eustisの2人組Telefon Tel Avivの3rdフルアルバム。途中リミックスアルバムはありましたが、オリジナルアルバムとしては前作の2nd『Map Of What Is Effortless』以来5年振りのリリースとなります。
小刻みに刻んだシンセ〜ファンキーなシンセベースなどのリズミカルなサウンドと、艶っぽく漂うムーディーなシンセ〜アンビエンスなエフェクトなどのシューゲイズ+エレクトロニカなアーティストにも通じる霞んだサウンドに、ウィスパーヴォーカル、ヴォイスサンプル〜コーラスを仄かに漂わせたエレクトロニック・ポップ。前作はスタイリッシュ&ソウルフルなエレクトロニック・ポップといった趣でしたが、今作は全体的にヴォーカルも音も輪郭がぼやけた幽玄的なサウンドが中心で、耽美な陰のあるニューウェイヴ期のアーティストを彷彿させるダーク・ムーディーなシンセポップ〜エレポップ作品に仕上がっています。ただチープな雰囲気にはならず、細かなところで凝ったサウンド・プロダクションが施されているさすがの手腕を発揮しています。2ndがお好きだったかたには引き続きオススメなアルバムです。全10曲46分収録。
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