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2012年作のアルバム『Waking Season』に続いてTriple Crownからリリースされた、マサチューセッツのポストロックバンドCaspianのEP。今作リリース前の2013年8月にベーシストのChris Friedrichが亡くなるというバンドにとって大きな出来事がありましたが、バンドは存続し新作もリリースされました。今作はChris Friedrichに捧げられています。
優しいアコギのアルペジオ、反響系のエフェクトのかかった柔らかいギター・フレーズなどのたおやかでメロディックなサウンドと、力強く舞い上がる艶やかな轟音ギター〜ダイナミックなノイジー・ギター・サウンド、麗しいストリングスなどによる、ドラマティックなポスト・ロック。開放的な広がりのある美しさや神々しさ、切ないメロウな面などと、荒々しさと重量感のあるヘヴィーな荒い面が入り混じる両面性を盛り込んで、引き続きこれまでの作品の流れを汲む壮大なサウンドを聴かせています。3曲の新曲のうち1曲はシンプルなアコギのアルペジオのフォーキー・トラックで、あとの3曲は前作『Waking Season』収録のノイズ・ドローン・トラック「High Lonesome」のデモ・バージョン、同じく『Waking Season』収録の「Procellous」「Halls Of The Summer」のArms And SleepersとLazerbeakの、打ち込みのビートやエレクトロニック・サウンドも取り入れたリミックス・トラック。EPですがバラエティに富んだ内容となっています。全6曲34分収録。硬めの紙を使った正方形の見開きの紙ジャケットでのリリースです。
1. Hymn For The Greatest Generation ♪Listen
2. The Heart That Fed ♪Listen
3. CMF
4. High Lonesome (Demo Version)
5. Procellous (Arms And Sleepers Remix)
6. Halls Of The Summer (Lazerbeak Remix) ♪Listen