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2010年作のアルバム『Black Noise』に続いてRough Tradeからリリースされた、ドイツのHendrik WeberによるPantha Du Princeの3年振りのリリースとなるフルアルバム。今作は2011年にノルウェイのフェスでコラボ・パフォーマンスを披露した、Jaga JazzistのMartin Horntvethも参加しているノルウェイのパーカッショニスト達によるプロジェクトThe Bell Laboratoryとのコラボ・アルバム。
「Bell Laboratory」の名前の通り、カリヨンと呼ばれる50もの銅の鐘で作られた総重量が3トンにもなる鐘の楽器や、チューブラーベル、ハンドベルなどをはじめ、チャイム、トライアングル、マリンバ、木琴、シンバルなどなど、様々な打楽器を取り入れたサウンドと、今までのPantha Du Princeのダンス・トラックをミックス。4つ打ちのキック〜裏打ちのハイハット、バウンシーなベースによるスムースでリズミカルな4/4ビートに、たおやかに響き渡る軽やかなベルの音色や軽快に弾けるパーカッションが、土着的なムードではなくスタイリッシュで爽快な心地良さを持って重なり合う、ミニマル・テクノ〜テック・ハウスを聴かせています。多種多様なパーカッションを取り入れた試みと、軽快なダンス・ミュージックの気持ち良さがバランス良く溶け合っている、これまでのPantha Du Princeの作品のファンのかたにも、Jaga JazzistやMungolian Jetsetなどのノルウェイのアーティスト、Smalltown Supersound周辺のアーティストの作品のファンのかたにもオススメなアルバムとなっています。全5曲43分収録。
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