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メリーランド州ボルチモアの男性アーティストKyle WoodworthによるWoodworkingsの、入手難だった自主制作リリースをまとめたボックスセットがFuturerecordingsからリリース。
今作にはFuturerecordingsから2010年7月にリリースされたアルバム『We Sit On Floors We Stand On Chairs』以前の、2007年〜2010年の間にWoodworkingsが自主制作でリリースしていた、『The Grey Tapes』(全12曲45分収録:2007-2008年)、『Winter Lives In Our Hands』(全9曲27分収録:2008年)、『Pieces For Lonely Piano』(全9曲39分収録:2009年)、『How They Looked Sleeping (A Collection Of Short Stories)』(全14曲22分収録:2010年)の4作品をCD-R4枚組でまとめて収録。静寂の空間にしみじみと染み渡るピアノ+ストリングスで聴かせるポストクラシカルをはじめ、ホワイトノイズ〜フィードバック〜浮遊感のあるなだらかなシンセ〜フィールドレコーディングサンプルなどをレイヤードした幽玄的なドローン〜ドリーミーなアンビエントや、そこにピアノ〜ストリングスも加わったクラシックの要素の入ったエクスペリメンタル〜ドローン、ソフトなアコギのアルペジオ〜微細なエレクトロニクスなどもフィーチャーしたエレクトロ・アコースティック・トラックなどなど、ミニマルなエレクトロニック・サウンド、アンビエント〜ドローンサウンドと、クラシック〜アコースティックサウンドが溶け合ったメランコリックで美しいサウンドをどの作品でも聴かせています。先に入荷した2010年作のアルバム『We Sit On Floors We Stand On Chairs』と同じく、Last Days、Tumbled Sea、Eluvium、Sigur Ros、epic45、Goldmund、Max Richter、Balmorhea、Olafur Arnalds、Reigns、Phelan Sheppard、Nils Frahm、Library Tapes〜David Wenngren〜Le Lendemainなどなどとリンクする、もの悲しくも美しいクラシックサウンドと、ノスタルジックで叙情的なアンビエント〜エクスペリメンタル・サウンドの両方のファンのかたに大スイセンな1枚です。『How They〜』だけが布の袋、後の3作がハンドプリントのボール紙地のカードスリーヴで、それらのCD-R4枚と本人手書きの紙スリーヴがCDケースサイズのハンドプリントの段ボールの中に納められています。ナンバリング入りの限定100枚でのリリースです。
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