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2007年作の前作『Surf Boundaries』に続いてGhostly Internationalからリリースされた、サンフランシスコのChristopher Willitsの4thフルアルバム。
不規則に小刻みに刻まれるデジタルプロセッシングされたギター、グリッチーな細かいアブストラクトビート〜マイクロエレクトロニック・ビートなどによる微細なサウンドや、ミニマルなビートやギター〜シンセ〜エレクトロニクスの反復で平坦に流れていく、ジャーマン・エレクトロや『TNT』期のTortoiseを彷彿させるようなエレクトロニック・サウンド、幻想的な揺らめきのアンビエント・シンセ〜清らかなシンセドローン〜ギターのフィードバック〜チリヂリとしたデジタルノイズなどがゆったりと重なりあったウォーミーなフローティングサウンドなどで聴かせる、ミニマルなアブストラクト・エレクトロニカ〜ドリーミーなアンビエント〜エクスペリメンタル・ポップ。ポップ路線にシフトチェンジした前作に引き続き、ハーモニックなウィスパーヴォーカル〜コーラスをフィーチャーしたポップなトラックもありますが、今作はストリングスやホーンまでは取り入れておらず、ヴォーカル入りのトラックも数曲に留まっています。基本的には12K〜Fälltからの初期の作品の頃を思わせるギターを使ったサウンドをベースに、前作でのポップなテクスチャーが加わった、初期のストイックさを内包したままポップでメロウに発展したような、涼し気なメロディとサウンドが心地良い爽やかなアルバムに仕上がっています。前作が派手にポップになりすぎたと思った以前の作品のファンのかたも、今回はチェックしてみていただきたい1枚です。全15曲45分収録。
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