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State River Wideningの3人のうちの2人、Keiron PhelanとDavid Sheppardの別プロジェクトの1stアルバム。2000年にリリースされた2枚の12インチEP『S/T』の全6曲と『2』の全5曲に、2曲の新曲を足して2002年にCDでリリースされたもので、この時はフルネームでの名義でした(*以降はPhelan Sheppard名義)。時期的にはState~の1st(1999年)と2nd(2003年)の間になります。
淡く穏やかなアナログシンセ~ハモンドオルガン、ドリーミーで浮遊感のあるエレクトロニクスなどの緩く叙情的なサウンドを主体に、フルート、ピアノ、チェロ、ヴィヴラフォンなどの生音とデジタルプロセッシングを施したサウンドをミックスさせた、美しくムーディーなインストゥルメンタル。Phelan Sheppardの2ndやState~で聴かせているメロディアスなアコギのアルペジオやリズミカルなビートはこの時は取り入れておらず、オーガニックな生音+エレクトロニクスのグルーヴィーなポストロックサウンドというよりも、シネマティックにじんわりと揺れるエクスペリメンタル+エレクトロニカといった雰囲気の平熱のアンビエント・サウンドをメインに聴かせています。Leaf、City Centre Offices、Kranky、Infraction、Noise Factory、Resonantなどのレーベルのファンのかたなどに幅広くオススメな1枚です。