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Fields We Found名義で活動しているAlex Goldが2023年に始めたUKの新興アンビエント・レーベルquiet detailsのリリース第2作目は、これまでCastles in Space、Woodford HalseなどのUKのレーベルから主にカセット・テープ、LPで作品をリリースしてきた、UKのMark BurfordによるField Lines Cartographerのフルアルバム。
奥行きと広がりのあるスペーシーなシンセのドローン、緩んだ淡いまどろみのシンセ〜フィードバックのドローン、サイケな歪んでにじんだエフェクト〜エレクトロニクス、フィールド・レコーディングのサウンドなどが溶け合いなだらかな波で漂う、催眠的でコズミックなアンビエント〜ドローン〜エクスペリメンタル・サウンド。緩いシンセ・ベースでリズムを刻む展開の入った曲もありますが、全体的には時空がねじれ歪んだようなトリップ感も交えたビート・レスの浮遊感溢れるサウンドで、無重力の宇宙空間的な雄大なサウンドを作り上げています。quiet detailsの前作のThe Humble Beeのアルバムと同じく、デジタル版は各曲名も付いた6曲に分けられていますが、フィジカルのCD盤は曲間が区切られずすべての曲がひとつにまとまっている全1曲44分の収録になります。見開き6面パネルの紙ジャケットでのリリース。
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