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同じくHome Normalからのリリースだった2017年作の前作『Vár』以来6年振りのリリースとなる、スペインのHeine ChristensenによるGhost And Tapeの5thフルアルバム。
緩やかな波で揺れ動く仄かなシンセのドローンと、デジタル・プロセッシングされたギター〜アコースティック・ギター、シンセの優しいメロディーの断片的なサウンドや、チリヂリとした繊細なエレクトロニクス〜ノイズの微かな瞬きのサウンドが溶け合って穏やかに流れる、ノスタルジックで儚いアンビエント〜エクスペリメンタル・サウンド。アルバム名通り自由度の高い形を崩したところもありながらも、一定のトーンで浮遊する安らぎの平穏なサウンドと、絶え間なく変化を付けて行く細やかな動きの精緻なサウンドが一体となって、夢見心地な優美なアンビエント・サウンドを作り上げています。これまでのGhost And Tapeの作品のファンのかた、Home Normal、12k、Dauwなどのレーベルのミニマルなアンビエント〜電子音楽〜エクスペリメンタル作のファンのかたにオススメなアルバムです。全7曲38分収録。
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