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これまでEPをHibernate〜Rural Coloursから、2枚のアルバムを東京のScholeからリリースしている、バルセロナのHeine ChristensenによるGhost And Tapeの3rdフルアルバムがベルギーのSlaapwelからリリース。アルバムのリリースとしては、2012年作の前作『Home』以来3年振りのリリースとなります。
柔らかいシンセや仄かな反響音、霞んだ薄いノイズなどが重なり合ってなだらかに漂うまどろみのドローン・サウンドと、ハイトーンの美しいシンセ、淡い艶やかなトーンでつま弾かれるデリケートなギター・サウンド、カタカタとした物音のようなエレクトロニクス〜フィールド・レコーディング・サンプルなどが溶け合った、ウォーミーで優美なアンビエント〜ドローン〜エクスペリメンタル・サウンド。オランダ語で「Good Night」を意味するSlaapwelの名が付けられた当レーベルは、リリースする作品に「横になってから寝入るまでの時間のサウンドトラック」といったテーマを設けていますが、今作もGhost And Tapeのエレクトロ・アコースティックな面よりも、浮遊感のあるアンビエントの面の方が出ている、儚く瞑想的なサウンドに浸れるアルバムとなっています。Taylor Deupree、Marcus Fischer、Federico Durand、Porya Hatami、The Green Kingdomなどの、優しいドリーミーなサウンドのアンビエント〜エクスペリメンタル系の作品のファンのかたにオススメなアルバムです。全7曲44分収録。
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