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これまで1631、Injazero、eilean rec.、Home Normal、Modernaなどの良質なポスト・クラシカル〜アンビエント系のレーベルからソロ〜コラボ作をリリースしている、ウクライナ出身でUKロンドンを拠点に活動しているピアニストMike Lazarevのフルアルバム。以前コラボ作をリリースしているJames Murrayが主宰するSlowcraftから、ソロでは初となるCDでのフルアルバムがリリースされました。
朧げな霞んだシンセ〜緩やかに漂う煙った幽玄的なシンセのドローンと、その不鮮明な空間や静ひつな空間で静かにひっそりと奏でられるもの悲し気なピアノ、儚く繊細なピアノによる、メランコリックなアンビエント〜ドローン〜ポスト・クラシカル・サウンド。ピアノによるクラシック・サウンドのテイストは変わらずありながらも、今作は内省的な陰のあるムードのシンセ・サウンドも多く使った、ダークなアンビエントやエクスペリメンタル、ポスト・ロック的なエッセンスも感じさせるサウンドも見せており、前作とはまた違った趣向の厳かな深みのあるクラシカルなピアノ+アンビエント・サウンドを作り上げています。A Winged Victory For The Sullen、From The Mouth Of The Sun、Christina Vantzou、Eluviumなどのポスト・クラシカル+アンビエントな作品のファンのかたにもオススメなアルバムです。全9曲35分収録。6面パネルのスリーヴを折り込んで封筒型の紙ケースに入れた特殊パッケージでのリリース。
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