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7インチEPのリリースはありましたが、アルバムとしては2010年作の『Tommy』以来3年振りのリリースとなる、Martin DoshによるDoshのフルアルバム。これまでオリジナル・アルバムはAnticon、その他のライヴ盤、アウトテイク集などを自主レーベルからリリースしてきましたが、今作はAnticonからGravefaceに移籍してリリースされました。
手数の多い躍動感溢れる生ドラムと打ち込みのビートをミックスした、痛快な勢いのあるブロークンビート〜ブレイクビーツによるリズミカルなビートと、シンコペーションの効いたカラフルなシンセ〜ピアノ、サイケ〜スペーシーなシンセのレイヤード、きらびやかに飛び交うエレクトロニック・サウンド、エフェクトをかけて加工したヴォーカル〜コーラスなどをミックスした、グルーヴィーで晴れやかなポストロック〜ブレイクビーツ〜エレクトロニカ。アルバムの内ジャケットに録音の様子の写真が載っていますが、今作は何台ものギター・アンプを同時に使って音を出して、またそれを同時にマイクで拾ってループさせるといったような録音の手法を用いているようで、多彩な広がりのあるサウンドが四方八方から降り注いで来るような、ハーモニック&ダイナミックなサウンドを作り上げています。『Tommy』に続いて「声」も取り入れ、また今回アブストラクトなエクスペリメンタル〜アンビエント寄りの展開からビート・トラックに発展する、約25分に渡る長尺のトラックなどの新機軸も見せていますが、引き続きAnticon時代からの流れを汲むサウンドがメロウでかつビートが躍動しているサウンドを聴かせています。これまでのDoshのファンのかたに今作もオススメなアルバムです。パッケージはデジパックですが、中の盤はCD-Rでのリリースとなっております。
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