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2ndの後の自主レーベルからのアルバムリリースをはさんで届けられた、Anticonからは3枚目となるMartin DoshのプロジェクトDoshの2006年作のフルアルバム。
これまでビートはきかせつつもAnticonのなかでは異質なメロウ&ファンタスティック路線を突き進んできたDoshですが、今作ではさらなる進化を遂げたきらびやかでウォーミーな桃源郷メロウ・グルーヴサウンドに。小気味良く刻まれるシンセ~切なく染みるローズピアノなどの鍵盤楽器と、リズミカルなビートと生ドラムを中心としたサウンドに、ヴィヴラフォン、ヴァイオリン、サックス、ベルなどの多彩な楽器を配したプロダクションは変わらずも、もっとうわものとビートがなめらかに一体となったドリーミーで幸福感あふれるサウンドをつくりあげています。数曲ヴォーカル入りのトラックも今回は見せているのですが、「歌入りの曲」と意識していないと気がつかないようなほど自然とサウンドに声が溶け込んだ、楽器の一部として歌が取り入れられているといった印象のヴォーカルトラックに仕上がっています。Mice Parade、Dylan Group、HimなどのBubble Coreラインから、Pedro、Minotaur ShockなどのMelodicアーティスト、Doshも携わっていたLatedusterや、Tiki ObmarなどのMerckアーティスト、さらに初期Broken Social Scene、K.C.Accidental、Fridge~Four Tet、Kim Hiorthoy、F.S.Blumm、B.Fleischmannなどなどまで彷彿させる、ジャズ~ラウンジ~アコースティック+ブレイクビーツ~メロディック・エレクトロカなどがミックスされた珠玉の1枚です。