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サウスキャロライナのBrian GraingerによるMilieuの、2012年10月にリリースされたフルアルバム。
今作は約2分のショート・トラック「Last Waves」と、47分の長尺のトラック「Last Wave」の、極端に曲の長さの違う2曲を収録。「Last Waves」はファンタスティックな淡いシンセが優しく漂うメロウなショート・トラック。もう一方の長尺のトラック「Last Wave」はゆらゆらと漂うウォーミーなシンセのドローンと、時おりその中でまたたくクランチノイズ、物音のようなアブストラクトなエレクトロニクス〜泡沫状のエレクトロニクス、人の話声などのフィールド・レコーディング・サンプルなどで延々と緩い波で浮遊するミニマルなアンビエント〜ドローン・トラックではじまり、このまま最後まで一定のトーンで浮遊し続けると思いきや、31分過ぎに急にリズミカルなビート、透明感のあるエレクトロニクス〜ポップなシンセ・フレーズなどが加わってキャッチーなポップ・エレクトロニカに変身する、ウォーミーなアンビエント〜ドローン〜ポップ・エレクトロニカ・トラックを聴かせています。各名義で1曲の中で多様なテイストを混在させる長尺のトラックも数多く聴かせていますが、Milieu名義では今まで無かったと思われる、ミニマルなアンビエント〜ドローンとポップなエレクトロニック・サウンドを1曲の中に同時に盛り込んだ作品となっています。Brian Grainger自身もこの作品を「奇妙」な新作と言ってますが、サウンド自体は温かみのあるアンビエントと、メロディックなエレクトロニカですので、これまでのMilieuの作品のファンのかたにも変わらずオススメなアルバムです。全2曲49分収録。
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