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Jean-Michel名義でも作品をリリースしている、ドイツのThomas BuckerによるBersarin Quartettの、2008年作の前作以来4年振りのリリースとなる2ndフルアルバム。
霞がかった幽玄的なシンセのドローン〜仄暗いノイズのドローン〜フィードバックノイズなどをレイヤードした微かに煙った空間で、緩やかなダウンビート〜アブストラクト・ビート、ピアノ〜シンセなどの艶やかに染み渡る鍵盤の音色、ドラマティックなストリングスなどの、麗しいクラシック・サウンドやエレクトロニック・サウンドなどがなだらかに鳴らされる、シネマティックで美しいドローン〜ダーク・アンビエント〜エクスペリメンタル・サウンド。前作に引き続き、クラシックの要素を取り入れたポスト・ロック〜ポスト・クラシカルと、ディープでアブストラクトな面もありながらも陰のある美しさを携えてるエクスペリメンタル寄りのサウンドが組み合わさった、映画や演劇の中の世界のような映像的で想像力をかき立てるサウンドを作り上げています。Deaf Center、Jacaszek、Sylvain Chauveau、Library Tapesなどのポスト・クラシカル〜エクスペリメンタル系のアーティストから、Tim Hecker、Ben Frostなどのアンビエントやクラシカルなサウンドにノイズを取り入れたアーティスト、Alpha、Cinematic Orchestraなどのジャジー〜ムーディーで幻想的なサウンドのアーティストのファンのかたまで幅広くオススメなアルバムです。全12曲63分収録。
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