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これまでMiasmah、Sonic Piecesからアルバムをリリースしている、UK出身で現在ベルリン在住のGreg Hainesの3rdアルバムがPreservationからリリース。
今作はGreg Hainesが仕事で英国の学校のオーケストラと関わっていた時に、その生徒達と録音した弦楽器〜管楽器〜打楽器の入ったフルオーケストラの作品を元に、後から音を加えて作り直した楽曲を収録。ストリングスの残響音や伸びやかなフレーズがにじんで溶け合ったドローン調のサウンド、反響音がやわらかくにじんだピアノ、美しいコーラスなどのたおやかな揺らめきのサウンドと、荘厳なストリングス〜ピアノが高らかに鳴らされる、アンビエントな浮遊感とドラマティックな美しさのあるポスト・クラシカル・サウンド。ほとんどが10分以上ある長めの曲で、滑らかな音の流れとエモーショナルな麗しいメロディが緩やかな波で空間を覆っていく、Dustin O'HalloranとStars Of The LidのAdam WiltzieのA Winged Victory For The Sullen、Jasper TXとAaron MartinのFrom The Mouth Of The Sunあたりにも通じる、瞑想的な深みもあるクラシック・サウンドを作り上げています。Dustin O'HalloranとPeter Broderickがゲストで参加しており、またミックスとマスタリングをNils Frahmが手掛けています。Type、Sonic Pieces、130701、Erased Tapes周辺のポストクラシカル系の作品のファンのかたにオススメなアルバムです。全5曲55分収録。
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