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2006年に若干18歳でMiasmahから1stアルバムをリリースした、UK出身で現在ベルリン在住のGreg Hainesの2ndフルアルバムが、Library Tapes、KonntinentのスプリットCD-R作品やNils FrahmのアルバムなどもリリースしているベルリンのSonic Pieces からリリース。
今作はNils Frahmがアルバム『The Bells』を録音した教会と同じベルリンのGrunewald教会でサウンドの大部分を録音。チリヂリとした反響音〜霞んだシンセのドローン〜儚気なヴォイスサンプルなどが浮遊する、エレクトロニクスやラップトップによるプロセッシングサウンドを用いたダーク・アンビエント〜ミニマル・エクスペリメンタル・サウンドと、ギター、ピアノ〜チャーチオルガンや、ゲストミュージシャンも交えたチェロ〜ヴィオラ〜コントラバスなどのオーケストラ・サウンドを組み合わせた、ディープかつ壮大でドラマティックなクラシック・サウンド。1曲目以降はすべて10分以上の長尺で、麗しいクラシックサウンドに乗ってシーンが移ろっていく中世が舞台の演劇の世界の中のような、荘厳で神秘的なサウンドを繰り広げています。Nils Frahmがピアノで、スコアの作成でPeter Broderickの姉Heather Woods Broderickが参加しています。全4曲48分収録。布の表紙の本を模したハンドメイドの本型の限定盤はすでに完売で、こちらはセカンドプレスの硬い紙を使った見開きジャケットの通常盤となります。
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