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ロンドンの7人組The Monroe Transferの、2009年にリリースされたCD-R+DVD-RのEP作品。今作の楽曲「I Dreampt I Was A Hammer And Everything Was Glass」は、今作の4年前にリリースされた『Electric Old Wire Noise』制作時のセッションですでに作られていたようですが、その時は正式に録音せず、2008年になってから録音して2009年のリリースとなったようです。
仄かに聴こえるマイナー調の悲しげなストリングスと、淡くにじんだ緩いデリケートなギターフレーズが静寂にしみじみと染み渡る静ひつな展開からはじまり、徐々に視界が開けていくようにドラム、ギターが加わって音の力強さを増して開放的に広がっていき、鋭さと緊迫感が入り混じるクライマックスへと上がっていく、ストリングス入りのクラシックなスタイルのポストロック。(わざとやっているのかもしれませんが)録音状態/マスタリングの関係か全体的に音がやや曇った(=こもった)ような音になっていますが、その少し目の粗いスモーキーなサウンドがセピア色の寂寥感のある映像の中の世界のような雰囲気を作り出しています。もしこれがGodspeed You!Black Emperorの未発表曲だと言われれば疑いなく信じてしまうほど、GY!BE直系のサウンドを今作でも聴かせています。CD-Rには全1曲19分のタイトルトラックが、DVD-Rには同曲をそのまま使った、Gemma Burdittというアーティストの映像作品が収録されています。映像作品はきちんとした物語仕立てになっている、シュールな世界観のサイレント映画のような作品で、PVと言うよりも完全に音楽+セリフの無い短編映画のアートな映像作品になっています。パッケージはボール紙地にシルクスクリーンプリントを施した、見開きの手作り紙ジャケットでのリリースです。
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