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ロンドンの7人組The Monroe Transferの、2005年に自主制作でリリースされたフルアルバム。2001年作の50枚限定の1作目、2002年の67枚限定の2作目に続く、3枚目のフルアルバムですが、前2作が極少プレスだったため今作が正式な1stアルバム扱いとなっているようです。
高音部の繊細な鳴りを生かしたなだらかなフレーズ〜もの憂気なモノクロの空気を作り出すムーディーなギターフレーズ、厳かな緊張感のあるヴィオラ〜ヴァイオリン〜チェロなどのストリングスと、やや粗い質感でタイトに弾けるドラム、ノイズ〜エフェクトなどのダーク〜スモーキーな効果音的なサウンドを組み合わせたストリングス入りのポストロック〜室内楽ポストロック。ノイジーな轟音の爆発な展開とまではいきませんが、寂しげなゆったりしたムードから音の厚みが増したアグレッシヴなサウンドへの転換など、クラシックな緩めのサウンド〜シネマティックな叙情性だけでなない、エッジの効いたロックな面も盛り込んだオーケストラサウンド+ポストロックサウンドを聴かせています。Godspeed You!Black Emperor、Do Make Say Think、Yndi Halda、Neil on Impression、Our Last Hope Lost Hopeなどのポストロックに、Max Richter、Olafur Arnalds、Peter Broderick、Slow Sixなどのポストクラシカル系の要素も加わったようなアルバムです。全5曲32分収録。ただ5曲目は9分のうち真ん中に4分程の無音があり、隠しトラックのような別の曲がその無音の後に入っています。またジャケ裏にも6曲分の曲名が明記されていますので、実際は全6曲になります。LPのジャケットよりも2周り程大きい硬い紙を折り込んだスリーヴの真ん中にCDを納めて、それをエンボス加工で文字を印刷した紙の箱に入れた、凝ったパッケージでのリリースです。
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