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Tenderversionからリリースするスウェーデンの5人組Scraps Of Tapeの、2007年の日本ツアー時に会場で販売されたツアーCD-R。その2007年のツアーの時に残っていたものを紛失してしまっていたそうなのですが、この度2,3年経ってから無事に発見されたそうでそれをバンドから入荷出来ました。
今作は元々はTenderversionからの正式な1stアルバムのリリースの前に、2002年にバンドが自主制作でリリースした3曲入りのデビュー作をアートワークを変えて再リリースしたものとなります。叙情的なしっとり目のギターフレーズを中心とした緩やかなサウンド、哀愁の囁きのヴォーカルをフィーチャーしたスロウコア的な展開や、パワフルなドラムと分厚い轟音ギターがかき鳴らされるヘヴィーなバーストサウンドなどを1曲の中で織り交ぜた、哀愁と激情のサウンドが入り混じる1stアルバムにつながっていく世界をこの時期から確立しています。若干粗さがありますが逆にそれで生々しさやライヴ感が出ていて、ヘヴィー〜ダークな展開時はスリリングで不穏なムードが沸き立つ迫力のあるサウンドを作り上げています。Tenderversionからのアルバムのファンのかたはぜひチェックしていただきたい初期音源です。全3曲46分収録。盤はCD-Rで、ナンバリング入りの限定100枚でのリリースです。
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