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2006年作のIsis + Aereogrammeの14作目以来3年振りのリリースとなる、オランダKonkurrentのスタジオセッション企画シリーズ「In The Fishtank」の第15弾は、Mark LinkousによるSparklehorseとChristian FenneszによるFenneszのコラボ作。
緩いアコギのストロークと繊細なアルペジオ、ストリングスや、ドラマティックなシンセ〜ハイトーンの美しいエレクトロニクスなどによる、スロウでアンビエンスなアコースティック+エレクトロニックサウンドに、デジタルノイズ〜フィードバック〜歪んだエフェクト音〜ノイズドローンなどの、アブストラクトな断片的なサウンド〜ノイズサウンドなども取り入れたエクスペリメンタル・サウンド。インストだけでなく、トラックによってはMark Linkousのヴォーカルも少々取り入れて、Sparklehorseでのフォークにエクスペリメンタルな要素が加わったサウンドと、Fenneszのエクスペリメンタル・サウンドにフォーキーな要素が加わったサウンドが交差するような、まさにSparklehorse + Fenneszなサウンドを作り上げています。ヴォーカルパートが少ないので、どちらかと言えばFennesz寄りの作品かもしれませんが、実験的でありながらもウォーミーな心地よさのある浮遊感に浸れるサウンドは、Fenneszファンだけでなく実験的な一面も持つSparklehorseのファンのかたにもオススメです。全7曲40分収録。
http://www.myspace.com/sparklehorse
http://www.myspace.com/fennesz
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