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当店のレーベルPrecoのリリース第6弾。東京在住の男性アーティストAtsushi Horieのソロプロジェクトentのデビューアルバム。aus、Motoro Faam、miaouなど、これまでPrecoがリリースしてきた日本のポストロック、エレクトロニカアーティストの作品はすべてインスト作品でしたが、新作はPreco初となるヴォーカル入りのインディーロック作品。
生ドラムのブレイクビーツのループ〜ミドルテンポの緩やかなリズムに、やわらかいシンセ〜清らかなギターのアルペジオ、そしてやさしいウィスパーヴォーカルの淡いうたを重ね合わせて、シンプルなひとつの展開をゆったりと大きな世界へと広げていくセンチでジェントルなポップサウンド。ソフトサイケなもやのかかったローファイ・ポップ〜宅録ポップ的なエッセンスと、エレクトロニック・アレンジをミックスしたポップエレクトロニカ〜エレポップ、爽快で開放感のあるギターロックなどのサウンドのテイストを、スマートにまとめあげているナチュラルなポップセンスを全編に渡って発揮。Styrofoam、Go Find、Postal Service、Plus/Minus、American Analog Set、Pinback、Why?、Yuppie Fluなどの、entのサウンドに影響を与えているアーティスト達のポップかつセンチメンタルな世界とリンクする、素朴な粗さと大らかなまどろみとが溶け合った郷愁のポップアルバムです。全7曲40分収録。マスタリングはBadley Drawn Boy、Elliott Smith、Guided By Voices、Eelsなどをはじめ、インディー/メジャー問わず多数の優良アーティストを手掛けてきたアメリカのエンジニアDon Tylerが担当。デジパックのアートワークも4面とも素敵な仕上がりです。
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