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MorrからNettwerkに移籍してリリースされた、ベルギーのArne Van PetegemによるStyrofoamの2008年作のフルアルバム。
前作~前々作からの流れを汲むうた入りのインディーロック・ポップ+エレクトロニカ・サウンドが、さらにポップで躍動感溢れるサウンドへと発展。緩やかなアブストラクトビート~キュートなエレクトロニックサウンド、アコギに、自身のヴォーカルや男女ゲストヴォーカルのポップなうたメロをのせたMorr時代にも見せていたジェントルなインディーポップ+エレクトロニカスタイルをはじめ、4/4キックやチープなエレクトロニックビート、歪んだシンセで軽やかに疾走するPostal Service~Dntel~Figurineラインのセンチでメロウなエレポップ、さらにJimmy Eat WorldのヴォーカリストJim Adkinsをゲストで迎えたトラックでは、ギター、ドラムの入ったバンドサウンドと歌い上げヴォーカルで、Jimmy Eat World直系のミドルテンポのエモーショナルなギターロックチューンも披露。前作もゲストが多くバラエティに富んだ作風でしたが、今作はさらにサウンドの幅とアピール出来るレンジの広がった、堂々としたメジャー感のあるポップアルバムに仕上がっています。全曲エレポップ・スタイルではないですが、Postal Serviceにちかいタイプのものをさがしているかたにオススメなアルバムです。