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90年代後期〜00年代後期にかけて活動し、Too Pure、Southern、Static Caravanなどからアルバムをリリースしていた、UKのポスト・ロック・バンドBilly Mahonieの14年振りのリリースとなる新作フルアルバム。バンドが新たに立ち上げたレーベルWhistling Sam Projectsの第一弾となるリリースで、メンバーは一時メンバーチェンジもありましたが、90年代の結成当時のオリジナル・メンバー4人での復活の再始動になります。
すき間を取った緊迫感のあるリズム〜疾走感のあるタイトなリズムと、清涼感のあるメロディックなギター・フレーズ、ソリッドで硬質〜鋭角的なギター・サウンド、荒くノイジーなギター・サウンドなどで掛け合う、爽やかな緩さと勇ましいアグレッシヴさを行き来するギター・サウンドで展開されるインスト・ポスト・ロック。久々の復活作となりますが、シンセ〜ピアノなどを若干取り入れたトラックもありながらも、基本的にはポストロック黎明期の初期作から変わらない、オルタナ、ハードコア、マスロック、プログレなども消化した臨場感あふれるギター・サウンドで聴かせるアルバムとなっています。全8曲42分収録。