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ARTIST: Kim Hiorthoy
TITLE: Ghost Note
FORMAT: LP
LABEL: blickwinkel
CATALOG No.: blickwinkel 15
2014年作の前作『Dogs』以来11年振りのリリースとなる、ノルウェーのKim Hiorthoyの2025年作のフルアルバム。これまではSmalltown Supersoundからリリースしていましたが、今作はベルギーのDauwの主宰者Pieter Dudalがビジュアル・アーティストのJelle Martensと運営するもう一つのレーベルblickwinkelからリリースされました。2025年3月のリリース時には発売前の予約注文分で完売となり、発売日前に追加プレスがかかりそれが一般流通分となりましたが、それも即完売となりすぐに廃盤状態となっていましたが、発売から半年が経ち再プレスされました。今回発売分・入荷分は2回目の再プレス盤になります。
細かくリズミカルに刻まれるパーカッシヴなビート、壊れた機械のようなメタリックなパーカションによる自由度の高いトライバルなビートと、管楽器〜弦楽器〜鍵盤楽器など様々な楽器を使ったアブストラクトなアコースティック・サウンド、朧げに漂う幽幻的なシンセ〜エレクトロニクス〜エフェクト音、シネマティックなヴォイス・サンプルなどによる、メランコリックで繊細なエレクトロ・アコースティック〜アコースティック・エレクトロニカ〜エクスペリメンタル・サウンド。
アーティスト本人が「演劇と日常生活の間にある、霧がかかったような場所。ゴーストノートみたいな。この中間の空間に存在する音楽を作りたかった。アコースティックなエレクトロニック・ミュージック、抽象の中に潜むエモーショナルな音楽(あるいはその逆)、そして作っているうちに崩れていくようなトラックを作りたかったんです。」と本作について語っている通り、00年代〜10年代の作品群の作風の流れを汲む朴訥としたオーガニックなエレクトロニック・ミュージック作ではありますが、これまで以上に音の形や存在感がぼやけて曖昧になり、形も崩した、実在と想像の境目のフィクショナルな世界で鳴っているように感じる、より実験性〜独創性の増したアコースティック+エレクトロニック・ミュージック作となっています。全11曲収録。今回のプレス分のブックレットが、2025年3月時の初回プレス〜再プレス盤から若干改訂された新しいブックレットとなっています。