Sweet Trip : A Tiny House, In Secret Speeches, Polar Equals [CD]

2009年作の前作『You Will Never Know Why』以来12年振りのリリースとなる、サンフランシスコの男女2人組Sweet Tripの2021年作のフルアルバム。

渦巻くスペーシーな美しいシンセ～ギター・サウンド、アコースティック・ギターのジャングリーなサウンドや、自在に行き交うきらびやかエレクトロニクス～躍動感のあるリズミカルなビートなどのエレクトロニック・サウンドに、男女ヴォーカルのビター・スウィートなうたを乗せた、ドリーミー～メロディックなエクスペリメンタル・ポップ～インディー・ロック～エレクトロニック・ポップ。

エレクトロニカ～IDM、アブストラクトなエレクトロニック・ミュージックと、アンビエント、シューゲイズ～ドリーム・ポップなどが融合したエレクトロニック・シューゲイズ・ポップなサウンドは健在で、今作もツイン・ヴォーカルのマジカルなポップ・トラックから、分断・分裂で刻んだレフト・フィールドなエレクトロニック・トラック～グリッチーなインストのエレクトロニカ、展開が1曲の中で何度変わる組曲的なトラック、アコースティック・サウンド+シンセ・ポップ～エレクトロニック・ポップのトラックなどなど、アイディア溢れるカラフルなポップ・チューンを鮮やかに多彩に繰り広げているアルバムとなっています。90年代からのSweet Tripの作品のファンのかた、Slowdive、Cocteau Twins、Stereolabや、Darla、Clairecordsなどのシューゲイズ～エレクトロニックなインディー・ロック～インディー・ポップ作のファンのかたなどに今作もオススメなアルバムです。全14曲69分収録。ジャケットは2パターンでリリースされていますが、当店入荷分は男性メンバーのRoby Burgosが椅子に座って、女性メンバーのValerie Cooperが立ってる「カバー・オプションA」のほうになります。