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2015年作の前作『Dust And Disquiet』以来5年振りのリリースとなる、USマサチューセッツ州のポスト・ロック・バンドCaspianの5thフルアルバム。
ボトムを支える重厚なベース〜ドラムのパワフルなリズムと、力強さを保ったままダイナミックに舞い上がるヘヴィーな轟音ギター〜メタリックなギター・サウンド、シンフォニックで美しい壮大なギター、ストリングス〜ブラス〜シンセなどの開放的な爽快感溢れるサウンドで展開される、ドラマティック〜シネマティックなポスト・ロック。作品を出すことに表現力も増しさらにステップアップしたサウンドを提示し続けてきていますが、今作もポスト・メタルな重さや鋭利さのあるトラックから、アンビエントなシンセ〜エレクトロニック・サウンド、牧歌的なアコースティック・サウンドなどもエモーショナルなバンド・サウンドに取り込んだトラック、さらにTopshelf〜EpitaphからリリースするPianos Become The TeethのKyle Durfeyをゲスト・ヴォーカルでフィーチャーした、American Footballを思わせるような切なく沁みる美エモ〜インディー・ロックなヴォーカル入りトラックも見せているなど、メロディックな繊細さラウドな激しさが混じり合う、バンドの多様なサウンド・プロダクションのセンスの光るスケールの大きいサウンドを繰り広げているアルバムとなっています。引き続きこれまでのCaspianのファンのかた、ポスト・ロック・ファンに大スイセンなアルバムです。全8曲46分収録。CDのパッケージはカード・スリーヴでのリリース。
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