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これ以前までは本名名義でリリースしていた、スペインのAlejandro BentoによるAxel Toben名義で2019年末にリリースされたデビューEP。
緩やかなテンポながらも小気味良く軽やかに刻まれるパーカッシヴなビート〜なだらかな4つ打ちのビート、躍動感のあるファンキーなベースによるグルーヴィーなビートと、美しいピアノや、ギター〜アコースティック・ギターを使った柔らかいオーガニックなサウンドや、スペーシーなアナログ・シンセ、リズミカルな刻んだシンセ〜エレクトロニクスのトリッピーなサウンドなどによる、メロディック〜コズミックなハウス〜テクノ〜エレクトロニカ。本名名義でのリリース作はピアノを使ったポスト・クラシカル作でしたが、名義を変えた本作ではピアノやギターなどの生音も取り入れながらも、それらをダンサブルなビート・トラックや、穏やかで落ち着いたホーム・リスニング・タイプでもあるエレクトロニック・ミュージックとして聴かせている、これまでとは違うサウンドの新名義作となっています。綺麗さもあり、やや実験的でドープな面もあるトラックも展開している、Ghostly International、Monkeytown、Ostgut Ton、Dialあたりのハウス〜テクノ作のファンのかたにオススメなEPです。全5曲36分収録。パッケージはデジパック、盤はCD-Rでのリリース。
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