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2017年作のデビュー作に続きVillage Greenからリリースされた、Expanding、Abandon Building、DenovaliなどからリリースしているOrigamibiroの中心メンバーでもある、UKのThomas William Hillのソロでの2ndフル・アルバム。
鉄琴、銅鑼〜鐘、カリンバなどの金属製の打楽器〜民族音楽のパーカッションなどと、ドラムマシーンによるビートを使ったパーカッシヴなビートと、穏やかな叙情的なムードのストリングス〜ピアノ〜ブラスなどのオーケストラ・サウンド、柔らかい浮遊感のあるアナログ・シンセ、エレクトロニック・サウンドなどによる、シネマティックで美しいポスト・クラシカル・サウンド。前作の流れを汲む、クラシックに、エレクトロニカ、アコースティック・サウンド、ミニマル・ミュージックなどのテイストを取り込んだサウンドですが、勇壮で盛り上がった高揚感のあるトラックのあった前作よりも今作は全体的に落ち着いたサウンドで、リズミカルなビートがフィーチャーされながらも、もの静かなアンビエント感もあるデリケートなサウンドを聴かせているアルバムとなっています。今作もVillage Green、Erased Tapes、Denovali、flau、Preserved Soundあたりのレーベルの美しいポスト・クラシカル系の作品のファンのかたにオススメなアルバムです。全9曲46分収録。レーベル・サンプラーのダウンロード・コード付き。
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