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2017年作の前作『Common As Light And Love Are Red Valleys Of Blood』に続き今作もCD2枚組でリリースされた、Mark KozelekのプロジェクトSun Kil Moonの9thフルアルバム。
緩やかなドラムのシンプルなリズムと、ジャズ〜ソウルなムードのピアノ、エレピ、シンセや、ギター〜ベース、シンセなどのワンフレーズのループで淡々となだらかに進むサウンドに、途切れることなく言葉を囁き続けるスポークンワード・スタイルのヴォーカルを乗せた、憂いを帯びたセンチメンタルなインディー・ロック〜フォーク・ロック。引き続き近年のSun Kil Moon名義のアルバム数作で見せている、展開の少ない長尺の曲+語りに近い歌詞が多いうたの路線に今作もなっていますが、前作『Common As Light And Love Are Red Valleys Of Blood』よりは比較的マイルドなサウンドと語り口調のトラックが多い、Mark Kozelekならではのしみじみとした哀愁も漂ううたの世界も感じさせるアルバムとなっています。Disc-1に全5曲57分、Disc-2に全5曲37分収録。
Disc-1
1. This Is Not Possible
2. This Is My Dinner ♪Listen
3. Linda Blair ♪Listen
4. Copenhagen
5. Candles
Disc-2
1. David Cassidy
2. Come On Get Happy
3. Rock'N'Roll Singer
4. Soap For Joyful Hands
5. Chapter 87 Of He ♪Listen