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これまで自身のレーベルR.E.L以外にもPan、ESP Diskなどからリリースし、Oren Ambarchi、Keith Fullerton Whitmanなどとのコラボ、スプリット作もリリースしている、NYのパーカッショニストEli KeszlerのフルアルバムがフランスのShelter Pressからリリース。ソロ作でのCDのリリースは、2012年作のPanからの『Catching Net』以来6年振りのリリースになります。
スピーディーに鋭く細かなリズムをテクニカルに次々と叩き出す、ドラム、パーカッション、グロッケンシュピールなどの打楽器のアブストラクトなビートと、止めどなく流れるリズムの上で緩やかに空間を浮遊する仄かなオルガン〜シンセや、弦楽器の断片的なサウンドなどが静かに漂う、フリージャズ〜エクスペリメンタル・サウンド。Panからの『Catching Net』はアヴァンギャルドなノイズ・サウンドも取り入れた作品でしたが、今作はリズムは緊迫感を醸し出しながらも、鍵盤楽器や弦楽器を使ったサウンドはアトモスフェリックな穏やかに漂うサウンドで、ミュージック・コンクレート〜サウンド・アート的でもありかつアンビエントなテイストのある、リズム主体の独特なサウンドを作り上げています。全12曲51分収録。前面に文字が印刷されたジュエル・ケースでのリリース。
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