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ソロのフィジカル作としては2015年作の『Taking The Veil』以来のリリースとなる、ギリシャのHior Chronikの3rdフルアルバム。これまでMü-Nest、Kitchen.からリリースしていますが、今作はドイツの!K7が現代音楽〜ポスト・クラシカル系の作品のリリースのために2017年に立ち上げた新レーベル7k!からリリースされました。
穏やかに奏でられる悲し気なピアノ〜ストリングスによるメランコリックなクラシック・サウンドと、静かに広がるトランペット、シンセのなだらかなドローン・サウンドを組み合わせた、シネマティックで美しいポスト・クラシカル+アンビエント・サウンド。これまでエレクトロニック・サウンド〜アコースティック・サウンドなどを取り入れたクラシック・サウンドの作品をリリースしていますが、今作はこれまでとはまた少し異なりアンビエント〜ドローン・サウンドと、ピアノ〜ストリングスのサウンドを融合させて、美しい光と共にその陰となる感傷的なムードも感じさせる、叙情的なサウンドを作り上げています。これまでのHior Chronik〜Pill-Ohの作品のファンのかたに引き続きオススメなアルバムです。全12曲48分収録。
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