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2016年作の『Hideland』に続いて自身のレーベルRecognitionからリリースされた、ポーランドのJacek Sienkiewiczのフル・アルバム。Max Loderbauer (Moritz Von Oswald Trio、Sun Electric、Vilod)とのコラボ作のリリースもありましたが、単独名義のソロ・アルバムも1年と空けずにすぐにリリースされました。
スピーディーで鋭い切れ味のある複雑に入り組んだ精巧なビート〜細かい音が飛び交うトライバルなビート〜リズミカルな4/4ビートと、牧歌的な緩さもあるシンセや、ダビーな煙ったシンセ〜ノイズ、グリッチ・ノイズ〜効果音的な微細なエフェクト音などで緻密に構築されたサウンドによる、シャープでグルーヴィーなミニマル・テクノ〜ダブ・テクノ〜IDM。これまでのストイックで硬質でありながらもフロア仕様のダンサブルなサウンドに、テクノから逸脱していくエクスペリメンタルな面や、Warp、Rephlexあたりのリリースも彷彿させるエレクトロニカ〜IDM、陰のあるミニマル・ダブ〜ダブ・テクノなどの要素も取り入れて、これまでの魅力はそのままにさらに進化したビート・トラックを繰り広げているアルバムとなっています。全12曲64分収録。
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