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Pleq、Mark Harris、Lorenzo Masottoなどをリリースする、2015年設立のカナダの新興レーベルModerna Recordsからリリースされた、イタリア出身で現在デンマーク在住のEd Carlsenのデビュー・アルバム。Moderna Recordsはこれまでリリースした10作品がすべてデジタル・オンリーでのリリースだったため、今作がレーベル初のフィジカル・リリースになります。
素朴な温かみのあるトーンでつま弾かれるノスタルジックなピアノ〜優しい親密さのあるピアノと、高らかに響き渡る優雅なチェロ〜ヴァイオリンに、ギター〜シンセや、リズミカルなビート〜繊細なエレクトロニクス〜フィールド・レコーディングなども取り入れた、シネマティックで美しいポスト・クラシカル・サウンド。ポスト・ロック〜エレクトロニカのエッセンスも取り込んだトラックや、また1曲女性ヴォーカルをフィーチャーしたジャジー〜フォーキーなうたものトラックなどもありますが、いくつかのジャンルをクロスオーバーさせながらも、どのトラックでもピアノとストリングスを中心としたサウンドにそれらの他の要素がスムースに溶け込んでいるクラシック作品となっています。しみじみとした切ないサウンド、ドラマティックな高揚感のあるサウンド共に流麗な響きで聴かせる、ポスト・クラシカルだけでなく、ストリングス入りのポストロック〜エレクトロニック・ミュージックのファンのかたまで幅広くオススメなアルバムです。全7曲33分収録。マスタリングを元Giardini Di MiròのFrancesco Donadelloが手掛けています。
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