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2014年作の1stアルバム『Guilty Of Everything』に引き続きRelapseからリリースされた、フィラデルフィアのNothingの2ndフルアルバム。これまで4人組でしたが、現在は1人脱退して3人組となっているようです。
浮遊感のある幻想的なノイジー・ギター、歪んだジャングリーなギター・サウンド、壮大に広がる伸びやかなトレモロ〜フィードバックなどによる甘美な轟音サウンドと、儚く美しい囁きのうたによる、メロディックでドリーミーなシューゲイズ〜インディー・ロック。アグレッシヴな疾走感や、重さや太さのあるギター・サウンドのトラックもあり、ハードコア〜ヘヴィー・ロックや、オルタナ〜グランジ的なヘヴィーで荒い一面も内包しながらも、今作も全体的には激しさよりも心地良い優美さが際立った陶酔のギター・サウンドとヴォーカルで聴かせるアルバムとなっています。Relapseからなのでヘヴィーなイメージがあるかもしれませんが、今作もヘヴィーな轟音系のファンだけでなく、引き続きスウィートなシューゲイズ〜ドリーム・ポップ系の作品のファンのかたなどにも幅広くオススメです。全10曲45分収録。
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