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京都のshrine.jpからリリースされた、Takahiro YorifujiによるHakobuneのフルアルバム。
2007年のデビュー以降、現時点までに55作のフルアルバム、スプリットやEPを合わせると68作と膨大な数の作品リリースしてきたHakobuneの、少数枚数のすでに廃盤の限定リリースなどから選ばれた楽曲を年代別に分けて、さらにリマスタリングして全6枚作のアルバムにまとめていく編集盤シリーズの1作目となります。今作はU-Cover CDR Limitedからの『Sense Of Place』(2007)、Symbolic Interactionからの『We Left The Window Open Sometimes』(2008)の1st〜2ndアルバム、U-Cover Minidiscからの『Wandering Toward What Was Unsaid』(2007)、ドイツWaterscapeからの『Melting Reminiscence』の1st〜2nd EPの最初期のリリースからの音源と、同時期の2008年にInstallからリリースされたDavid Taggとのスプリット作の音源を収録。淡いエフェクトのかかった緩やかなギター・フレーズや、ギターの反響音〜残響音などが加工された柔らかいドローン〜シンフォニックで美しいドローンなどがなだらかに浮遊する、優美なまどろみのアンビエント〜ドローン・サウンド。この時期の今作収録の音源はすべて楽器はアコースティック・ギターのみを用いて制作されていたようですが、フォーキーな要素が全面に出ているわけではなく、現在のサウンドと変わらない深みのある揺らめきのサウンドで展開されるアンビエント〜ドローン作品となっています。初期作が未聴だったファンのかたにも、最初の1枚目のアルバムとしてはじめてHakobuneのサウンドに触れる方にもオススメなアルバムです。全11曲74分収録。カード・スリーヴでのリリース。
1. the straight road *sense of place (u-cover records) ♪Listen
2. pastoral 463 *sense of place (u-cover records)
3. waiting offshore *sense of place (u-cover records)
4. the july skies followed us here *wandering toward what was unsaid (u-cover records)
5. and the sunlight transcends *wandering toward what was unsaid (u-cover records)
6. realization at dusk *wandering toward what was unsaid (u-cover records)
7. melting reminiscence *melting reminiscence (waterscape records) ♪Listen
8. yukidaruma *melting reminiscence (waterscape records)
9. fleeting reference *we left the window open sometimes (symbolic interaction) ♪Listen
10. nullity and rumination *we left the window open sometimes (symbolic interaction)
11. sothis *split with david tagg (install)