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TikimanことPaul St. Hilaireとのコラボ・アルバムのリリースはありましたが、オリジナル・アルバムとしては2012年作の『Eight』以来3年振りのリリースとなる、カナダのScott MonteithによるDeadbeatのフルアルバム。
シャープな4/4ビート〜軽やかに跳ねるトライバルなビートなどのダンサブルなビートと、淡く霞んだムーディーなシンセ〜エコーのかかったダビーなシンセや、スペーシーなエレクトロニクスなどの美しい浮遊感のあるサウンドに、艶やかなヴォーカル〜ヴォイス・サンプルもフィーチャーした、ダブ・テクノ〜テック・ハウス〜ディープ・ハウス。アルバム冒頭が緩いビートのルーツ・レゲエ+ダブ・エレクトロニカ・トラック、アルバムのラストが15分以上に渡って雄大なシンセのドローンが鳴らされるビート・レスのトラックとなっていますが、その間にはさまれているトラックは多彩なゲスト・ヴォーカルも迎えたビートの効いたサウンドで、Deadbeatならではのスモーキーな渋みだけでなく、これまでになくスマートで洗練されたムードもあるダンス・トラックを展開。ダブをベースにまた進化した面を見せているアルバムとなっています。全8曲62分収録。
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